10月の読書録
月末なので、10月の読書録。
1.人工知能は人間を超えるか
仕事用。人工知能の入門書。
「人工知能が社会でどのように使われるか」ということだけでなく、「機械学習がどのように行われるか」などの人工知能の中身も書かれてある。
でも複雑な数式は出てこないので、初心者にもわかりやすいと思う。
概念が上手くまとまっているとよかったけど、それはそういうまとめサイトで見ればいいか。
(最近は、Slide shareを見て勉強することもある)
2.あたらしい人工知能の教科書
あたらしい人工知能の教科書 プロダクト/サービス開発に必要な基礎知識
- 作者: 多田智史,石井一夫
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/12/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これも仕事用。
人工知能の教科書というタイトルが正しいくらいに「教科書」。
難しいところもあって、正直ここまで知らなくてもいいかなと思ったのでサラーっとしか読んでない部分もある・・。
ゴリゴリの分析をし始める人向け。
セールス・プロマネは、知っているに越したことはないけどここまでは別にいいんじゃないかなと思った。
3.なぜ僕たちは金融街の人びとを嫌うのか?
リーマンショックが起きたときの状況をジャーナリストである筆者が、ロンドン・シティで働く金融マンにインタビューしたもののまとめ。
前に、世界中で仕事をしているうちの会社の役員と話した時に、
「アジア、アメリカ、ヨーロッパ・・・2つ以上の地域を知っていると良い。『アジアはこういう価値観』『アメリカはこういう文化』でくくると危険なこともある。」
と教えてくれたけど、それはその通りだと思っている。
これって「地域」だけでなくていろんなドメインに通じるものがあるはずで、「業界」も然り。金融業界で働く人にも、フロント・ミドル・バック、IB・商業銀行・保険、、いろんな人がいる。
金融街の人びとを「嫌う」より、そもそも「知らない」んじゃないのかなあと感じた。
幸いにもインターネットで世界中の情報を集められる時代に生きているので、メディアリテラシー高く生きよう。