シンガポール駐在員が日本から持ってくるべきもの(20代女子・独身編)
シンガポールに半年駐在してみて、
「これは持ってきて正解!」
「あれを持ってこればよかった・・・」
と個人的に思うグッズがあるので、今日はそれをいくつかピックアップしてまとめる。
SIMフリー端末
シンガポールで携帯電話を契約するには、SIMフリー端末・SIMカードを買うことが必要。
街中の携帯ショップで2つを揃えることができるが、 あまりお勧めしない。
それよりも、日本からSIMフリー端末を持ってきて、現地でSIMカードを買った方がよい。なぜなら、SIMカードは空港で購入でき、シンガポールに着いてすぐ携帯電話を使えるから。
シンガポールの携帯契約は、PostpaidとPrepaidの2種類ある。Postpaidだと2年契約の縛りがある。駐在期間・一緒に契約する家族がいるかどうかによるけど周りはPrepaid派が多い気がする。
私はSingtelのPrepaidを使っている。5G・30SGD/月だけど、余った分は翌月繰り越しになるようだ。速度は地下鉄・エレベーターで3Gになるくらいで、あとは快適に使える。
ダニ・カビ対策グッズ
ダニがいなくなるスプレー 駆除・防止 ソープの香り 300mL (畳・寝具・ソファーに)
- 出版社/メーカー: 大日本除虫菊
- 発売日: 2012/03/08
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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高温多湿のシンガポールなので、ダニ・カビグッズは必須。
東急ハンズ・明治屋などでも買えるが、日本で買っていった方が安い。(2倍くらい値段が違う・・・)
除湿剤はスーパーで売られているし、かさばるので現地調達でいいと思う。値段もそんなに違わなかったはず。
あと、他の物は友達や家族が来星したときに「買ってきて」って頼めるけど、これ系はなかなか頼みにくいしね・・・。
大容量マスク
(PM2.5対応)BMC フィットマスク 使い捨てサージカルマスク レギュラーサイズ 60枚入
- 出版社/メーカー: ビーエムシー
- 発売日: 2013/08/29
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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来星してすぐは、体調を崩す人が多い。理由は、ストレスだったり、室内と室外の気温差・湿度差だったり、食べ物・水だったり。
日本では体調を崩すとみんなマスクをしているけど、シンガポールではあまり見かけない。風邪を引いている人は見かけるけど、自ら薄着してるし、自らエアコンの設定温度下げてる。マスクなんてまずしない。
そんなわけで、こういう箱に入った大容量のマスクを見かけることが少ない。
日本でマスク派だった人は是非持っていってほしい。飛行機での乾燥対策にもなるし。
あとシンガポールではヘイズという大気汚染が深刻な問題で、乾季の数か月はあまり空気が良くない。ヘイズ対策としてもマスクはあったほうがいいかも。
ちなみに日本ではすっぴん隠しでマスクをつける人がいるけど、そもそもシンガポールでは割とみんなメイクが薄いし、そういうの気にしない。
下着
(トリンプ)Triumph 天使のブラ スリムライン 433 ブラジャー 10164377 M006 M006(レッド) C85
- 出版社/メーカー: Triumph
- 発売日: 2016/11/24
- メディア: ウェア&シューズ
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日本で売られている下着って、機能性に優れているし、何よりデザインが本当に可愛い!!!!
シンガポールでもVictoria's secretなど日本に入っていないブランドもあるし、日本にあるブランドもある。
でも可愛くない・・・(日本で売られているものはデザインの細かい箇所が凝っていて可愛い。こっちのものは「おばさん大人」っぽい感じが多い・・・)。それに、ホールド感が弱い。
サイズが変わるものだから、買いだめするのは難しいかもしれない。でも気になる人はできる限り日本で調達していった方がいい。
(グンゼ)GUNZE ストッキング サブリナ なめらかゾッキPS 3足組 SP76 694 ヌードベージ MーL
- 出版社/メーカー: GUNZE
- 発売日: 2015/11/12
- メディア: ウェア&シューズ
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あとストッキングも。こっちではあまり売られていないので・・・。
Apple 第4世代 iPad Retinaディスプレイモデル Wi-Fiモデル 16GB MD510J/A ブラック MD510JA
- 出版社/メーカー: アップル
- メディア: Personal Computers
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出国直前に買ったiPad。本当に使える。
私の主な使用目的は、こんな感じ。
・YouTube(情報収集、英語学習、BGM)
・日経紙面ビューア
・Google Drve(仕事の資料を入れて出先でも確認できるように。)
PCは持ち運ぶのに重いけど、iPhoneだと画面が小さいので、iPadは本当にできる子。
シンガポールは暑いし雨も多いので、カフェでゆっくりしたり、家でゴロゴロしたりするのになくてはならないお供である。家・カフェで使う分にはwifiモデルで事足りる。
外から見た日本シリーズ:現金主義文化
日本から離れてみていろいろ気づいたこともあるので、そういうのも書き留めておこう。
1つ目は、日本の現金主義文化。
シンガポールに赴任になって、お給料がシンガポールドルでも支払われるので、赴任早々現地の銀行で口座を開いた。
(口座開設もかなり珍道中な感じだったので、また記事にしたい・・)
日本では、普通に口座を開いただけだとカードはキャッシュカードだけしかもらえなかった。
だけどこっちでカードを作ると、自動的に(?)デビットカード機能付きのキャッシュカードをもらえた。キャッシュカード・デビットカードだけでなく、EZ LINK(Suica的な交通ICカード)・ERP(ETCカード的な道路料金支払カード)の役目も果たしてくれるらしい。お得感ハンパない。
シンガポールでは、こういう機械があってどこのお店でもデビッドカード・クレジットカードが使える。
左はNETSというシンガポール独自のデビッドカード用の機械で、カードを店員に渡して暗証番号を打って決済する方式。
右はVISA・アメックス・マスター用の機械で、カードを機械にタップするだけで決済できる方式。左機械はどこにでもあるけど、右機械はまあまあ見かけるって感じ。
もう何って、これが本当に楽!!!!!マジ楽!!!!!!!
「PayWave」と店員に伝えてピッてするだけで支払い完了という手軽さ。
コンビニ・レストラン・スーパー・服屋・美容室・・・どこでも使える普及率の高さ。
また、シンガポールの通貨は種類が多いので現金で支払うとどうしても財布が重くなり、現金を避けたいという気持ち。
日本でも機械やサービス自体はどこにでもあるけど、セキュリティ面を気にしてかまだまだ現金派の人が多い。かくいう私も現金派だった。
一方、シンガポールではカード社会で、みんなどこでもピッと支払いを済ませる。効率を重視するシンガポールの国民性がカード文化に合っているんだと思う。
セキュリティ面の不安も、あんまり気にならない。実際に半年使ってみて悪用とかされたことないし、そもそもシンガポールの銀行って世界的に見て安全なので大丈夫かなって。
キャッシュレスサービスはどんどん進化している。
先日仕事で Singapore Fintech Festival 2017という見本市に行ってきた。
Fintechという、金融×ITを融合させて新しいサービスを作る動きが世界中で高まっている。新しいサービスって、キャッシュレスに関するものだと例えばこんな感じ。
・オンライン決済
などなど。
シンガポールは政府主導でFintechに関する取り組みを進めていて、例えばこういう見本市を開いて商談・発表の場を設けたり、レギュラトリーサンドボックスという規制緩和政策を設けていたりする。
Fintech Festivalでは、各金融機関・IT企業・スタートアップがブースを出して最新サービスを紹介していたり、カンファレンスで金融・政府関係者の人が「Fintechすごいよ(おおざっぱ)」と話していたり。
あと、(前述の政策の効果で)世界中の金融機関・IT企業がシンガポールにこぞってR&Dのためのラボを作っているという動きがあるんだけど、そのラボを見学しに行けたり。
そこで見たキャッシュレスサービスの多さ。
特にスタートアップは何十社見たことか・・・。正直、「またか」とブースを見るたびに心の中でつぶやいた。
アプリ開発という割とコストがかからない手段でサービスができちゃうので、大手企業だけでなくスタートアップも取り組みやすい。結果、どこもかしこもこの手のサービスを提供している。
それを会社に帰って偉い人に話したら、
「僕らが若いときは、紙からPCに切り替わっていく移行期だったけど、今はPCからスマホに切り替わっていく。サービスも合わせてどんどん進化していってる」
というお話をいただけた。
ただ、サービスがどんどん進化していって、世界が便利になっていっても、使う人の気持ちが変わっていなかったら意味がないよなあ。そういう「使ってみよう」と思わせるソフト面での働きかけも、サービスの進化に合わせて必要だと思った。
シンガポールからマラッカへ。日帰り旅行記
シンガポールに住むメリットのひとつは、近隣諸国にすぐ海外旅行に行けること。
クアラルンプールまでは飛行機で1Hほど。バンコクだったら2.5Hほど。
航空券代もめちゃくちゃ安くて、オフピークやキャンペーンを使えば数千円で行けちゃう。
フェリーでインドネシアの島にも行けるし、マレーシアは陸路で行ける。日帰り観光、余裕である。
というわけで、マレーシアはマラッカに行ってきた。
マレーシアに入国するには、ブギスあたりからバスに乗る方法もあるらしいんだけど、私は平日に突然思い立ったので、あまり調べる時間もなく、手軽さをお金で解決してしまった。
JTBのツアーである。
メインターゲットはもちろん日本からのシンガポール旅行者だけど、シンガポール在住の人でも、クレジットカードさえあればネットから申し込みは可能。
さて、マラッカ旅行記。旅行記ってダラダラ書いちゃいそうだし、ポイント絞って書く。
●JTBのツアー、マジで手軽
当たり前だけど申し込みサイト・メールは日本語。ツアー開始後も日本語ペラペラのシンガポール人・マレーシア人のガイドさんがついてくれるので安心。しかも回りも日本人。変に気を張る必要は全くない。
百戦錬磨のバックパッカーの方だと、確実に物足りないと思う。けど、あまり旅慣れていない方とか、「スリルはいらない、ゆっくり旅を楽しみたい」っていう方にはオススメ。
私の周り、「家族が1週間日本から来てる。シンガポールの自宅にいるんだけど、平日は、自分は仕事があるから相手できない。でも英語できないから、1人で街をふらつかせるのは安心できない。しかもシンガポールって狭いから1週間もいると飽きられそう・・でも観光のネタがない・・・」っていう人結構いるんだけど、そういう人にマジで勧めたい。
私と一緒にツアーに参加された方のなかにも、「出張で来ていて土日シンガポールにいても暇だから」という理由の方もいらしていた。
もちろん、おひとりさまから参加OK。まわりもおひとりさまが多かったし、ガイドさんもフレンドリーに話しかけてくださるので、浮くことはない。
ただ、シンガポール2泊3日で旅行に来ていてそのうち1日をマラッカに費やす価値はないかも。というのは・・・
●移動時間が超長い
JTBのツアーに限らず、マラッカのツアー全般だと思うけど笑、移動が長い。
12H超のツアーで移動は7-8Hくらい。全て車移動だけど、飛行機で行くにしても多分同じくらいなんだと思うし、飛行機の方がかえって面倒くさいと思う。(待ち時間に免税店で買い物できるメリットはあるか)
シンガポール2泊3日で来ている人は確実に時間がもったいないので、シンガポールに飽きて海外に行くとしてもジョホールバルくらいがちょうどいいのでは?
あと、移動時間が長いわりに、歩く時間がそこそこありかつ暑いので、
・靴は歩きやすい靴
・UV対策必須
・こまめな水分補給
を徹底されたい。
●西洋の雰囲気を楽しめる
ディスりが入ってしまったけど、私は楽しめた。というのも旅の目的「西洋の雰囲気を味わう」がバッチリ達成されたから。
東南アジア、雰囲気も面白いし、人もいい人多いし好きなんだけど、飽きてしまう・・。
ご飯が割とどれも似たような味だし、季節は夏しかない。過ごしやすいんだけど、暮らしを楽しむためには雰囲気を変えたいと最近常々思っていた(し、思っている)。
その第1弾として、マラッカに行ってみた。マラッカはもともとポルトガルやオランダの植民地。現在はその街並みが世界遺産になって、西洋の雰囲気がそのまま残っていると聞いた。
西洋のネタがデンプシーヒル(シンガポールで欧米人が数多く集まるスポット。東京の麻布とか広尾みたいな感じ)くらいだった私は「これしかない!」と飛びつきツアーに参加した。
百聞は一見に如かず。マラッカの雰囲気はこんな感じ。大目玉のオランダ広場の写真。
神戸の異人館みたいな感じで、ちょっと歩けば普通に街中なんだけど、そこだけ雰囲気が違った。建物が西洋。ちょっとした装飾やディテールがおしゃれな感じ、東南アジアの街中にはないよ・・!
※ちなみにツアー中に出たご飯はシンガポールでも食べられるマレー料理だったので、そこはあまり期待しないように・・・
※入管でビックリしたんだけど、シンガポール就労ビザホルダーだとシンガポール出入国のスタンプが押されないんだよね。
(そういえば前にシンガポール→タイに行ったときは自動化ゲートだったから気付かなかった・・・)
普通にパスポートだけを出しても、パスポートを調べるときにイミグレの人から「ビザあるの?」って聞かれてビザ出させられると思うけど、ビザホルダーはパスポートと一緒にビザを出しちゃうのがスムーズでいいと思う。
ちなみにシンガポールに入国するときの紙も書かなくていいので、JTBガイドさんには帰りのバスのなかで「紙いりません」って言えばOK。
規制の砂場
シンガポールの"Regulatory Sandbox"について調べる機会があったので、Blogでも簡単にまとめてみる。
●Reguratory Sandboxとは
昨今、Fintechと呼ばれる最新技術を用いた金融サービスの変革が流行っている。
スマホで決済できるサービスとか、ビットコインなんかがその一例。
だけど、金融業界では公正な取引を保つために規制が多く、新しい事業を起こしても規制的にNGになる可能性が高く、新しい事業が参入しづらい。
とはいえ、規制のせいにして新しいサービスを開発しないければ、他と後れを取ってしまう・・・。
なので、シンガポール金融管理局(MAS)は"Reguratory Sandbox"という制度を用意した。
金融機関などの関連企業が、規制の枠に捉われないでFintechを用いたサービスを安全にテストできるようにするのが目的である。
Reguratory Sandboxは日本語にすると「規制の砂場」となるが、これはMASから企業に対して砂場という実験場を提供するので自由に遊んでくださいね、という意味だ。
●支援対象・内容
対象となる企業は、金融機関に限らず、Fintech関連のIT企業や研究機関など、MASからの監督対象となりそうなサービスを開発している会社全般。
サービス開発後は、シンガポールにサービスを展開することが前提となる。
関連企業はReguratory Sandboxを適用して開発したいサービスの内容を、MASに申請する。
MASの承認後、MASはReguratory Sandbox適用企業に対して、サービス開発するにあたって、ネックとなる法規制を緩和することができる。
対象となる法規制の要件は、Cash balances、Licence feesなど。Confidentiality of customer informationとか緩和してはいけない規制もある。
●具体例
日系企業もReguratory Sandboxを使って、シンガポールで実証実験を進めている。
三菱東京UFJ銀行と日立製作所は、ブロックチェーンを活用して小切手の決済システムの実験を開始した。(2016年)
実験を通して技術・セキュリティ・法規制など様々な観点から問題を洗い出し、サービスの実現を目指す。
本システムが導入されると、金融機関における業務の自動化や取引記録の改ざん防止、取引の迅速化など様々な効果がもたらされる。
シンガポールでは手書きの小切手決済が取引の6割を占めており、マーケットの需要もある。
また前述の通り、日本では新サービスが規制に触れるかどうかグレーゾーンになるケースもあるので、Reguratory Sandboxが整っているシンガポールを実験の場として選んだのではないか。
●雑感
先日ニュースで、Fintechによる人材への影響を緩和するために、4000人の雇用を金融業界で創出するとあった。
シンガポールは小さい国でかつ公の力が比較的強いことからできることかもしれないが、このニュースにせよ、Reguratory Sandboxにせよ、マーケットのニーズを察知して迅速かつ的確に動けるのは評価できるポイントだと思った。
●References
http://fis.nri.co.jp/ja-JP/publication/kinyu_itf/backnumber/2017/02/201702_7.html
10月の読書録
月末なので、10月の読書録。
1.人工知能は人間を超えるか
仕事用。人工知能の入門書。
「人工知能が社会でどのように使われるか」ということだけでなく、「機械学習がどのように行われるか」などの人工知能の中身も書かれてある。
でも複雑な数式は出てこないので、初心者にもわかりやすいと思う。
概念が上手くまとまっているとよかったけど、それはそういうまとめサイトで見ればいいか。
(最近は、Slide shareを見て勉強することもある)
2.あたらしい人工知能の教科書
あたらしい人工知能の教科書 プロダクト/サービス開発に必要な基礎知識
- 作者: 多田智史,石井一夫
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/12/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これも仕事用。
人工知能の教科書というタイトルが正しいくらいに「教科書」。
難しいところもあって、正直ここまで知らなくてもいいかなと思ったのでサラーっとしか読んでない部分もある・・。
ゴリゴリの分析をし始める人向け。
セールス・プロマネは、知っているに越したことはないけどここまでは別にいいんじゃないかなと思った。
3.なぜ僕たちは金融街の人びとを嫌うのか?
リーマンショックが起きたときの状況をジャーナリストである筆者が、ロンドン・シティで働く金融マンにインタビューしたもののまとめ。
前に、世界中で仕事をしているうちの会社の役員と話した時に、
「アジア、アメリカ、ヨーロッパ・・・2つ以上の地域を知っていると良い。『アジアはこういう価値観』『アメリカはこういう文化』でくくると危険なこともある。」
と教えてくれたけど、それはその通りだと思っている。
これって「地域」だけでなくていろんなドメインに通じるものがあるはずで、「業界」も然り。金融業界で働く人にも、フロント・ミドル・バック、IB・商業銀行・保険、、いろんな人がいる。
金融街の人びとを「嫌う」より、そもそも「知らない」んじゃないのかなあと感じた。
幸いにもインターネットで世界中の情報を集められる時代に生きているので、メディアリテラシー高く生きよう。
シンガポールに持っていくべきもの(おひとりさま20代女子・旅行編)
11月の連休や冬休みでシンガポールに遊びに行く人もいるかなーと思って、
こういうテーマで記事を書いてみる。
あくまで私個人の意見だけど参考になれば・・・。
私自身、おひとりさま20代女性なので、そこに対象を絞る。
(キッズ連れ・メンズだとちょっと違うかもしれない)
ここに挙げたものに限らず日本で売られているものって、
だいたいシンガポールでも手に入るけど、ちょっと高い。
携帯とかパスポートとかそういう当たり前のモノは抜きにして、
「2泊3日のためにちょっと高いお金払って現地調達するのも気が引けるなぁ・・」
というものを選んでみた。
【基本情報を少しだけ】
・シンガポールの街(いわゆる観光スポット)は、東南アジア各国と比べると全然綺麗。シンガポールの観光スポットの清潔さは、東京の観光スポットと同じくらいな気がする。
・シンガポールの治安はめちゃくちゃ良い。タクシーは全部メーター制なのでタクシーのぼったくりもない(たまに不親切なドライバーもいるけど)。
・季節は夏のみ。乾季と雨季があるけど、いつでも気温は日本の夏レベル。なので服装は日本の夏服でOK。
【シンガポールに持っていくべきもの】
①折り畳み傘
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乾季と雨季があると書いたけど、雨季は1日中雨が降っていることもあるらしいし
乾季でも1日の間に何度かスコールが降ることもある。
コンビニには傘が売っていることもあるけど、
そもそも日本みたいにコンビニがそこらじゅうにあるわけでもないので
現地調達も難しかったりする(現地調達しようとすると微妙に高いし)。
日差しも強いので(紫外線は日本の5倍らしい・・・)、雨傘・日傘兼用だといいかも。
②羽織物
外はめっちゃ暑いのに(暑いから?)、室内は冷房ガンガンでめっちゃ寒い。
デパート・ショッピングモール・レストランはちょっと油断すると冷えて風邪を引く(経験者)。
鞄の中でかさばらないカーディガン・パーカーを持っていくべき。
ビジネスで来るのであれば、ジャケット・ストッキングも必須。
ちなみにシンガポール女子はストッキングを履く習慣がなく、日本ではコンビニで買えたストッキングも、シンガポールでは大きい服屋さん・デパートくらいにしかない・・。なのでストッキングの予備もあったほうがいい。
ちなみに私的ライフハックだけど、ビジネス街でストッキングを買える場所は、ラッフルズプレイス駅前のH&M。
③ウェットティッシュ
キレイキレイ 除菌ウェットティッシュ ノンアルコールタイプ 10枚×5個パック
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シンガポールのレストランでは、ほぼおしぼりを見ない。
良いレストラン・和食屋さんでたまに見るくらい。
机にあるペーパーナフキンもないので、ウェットティッシュ・ティッシュがあるといい。
ちなみにシンガポールのフードコート・ホーカーセンターでは、自分のティッシュを置いて席を取る。
(他にも名刺とかポイントカードとかは見るけど、圧倒的にティッシュが多い。
ティッシュが取られて自分の場所がなくなっていることは、まずない。)
場所取り目的でもティッシュはあったほうがいいかも?
④美白対策・化粧崩れ対策用品
アネッサ パーフェクトUV アクアブースター (SPF50+・PA++++) 60mL
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エスティローダー ダブル ステイ イン プレイス メーク 36 [並行輸入品]
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前述したとおり、赤道直下のシンガポールは、紫外線が日本の5倍。
そして猛烈な暑さと湿気。
なので、日焼け止め(顔用・身体用)・崩れにくいベースメイクが必須。
日焼け止めは、海外だとSPF100とかえげつない数値のものが売ってるけど、
そういうのじゃなきゃダメというわけではなく、日本で売られている製品で全然OK。
(寧ろシンガポールでもアネッサとか売ってる。)
あと、こういう化粧品は落としづらいので、強めのクレンジングもマスト。
⑤ヘアオイル
お試しエリップスellipsヘアビタミン洗い流さないヘアトリートメント全種5枚セット(海外直送品)(並行輸入品) (全種各1枚)
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シンガポールの水は塩素が入っているようで(byシンガポールの美容師さん)
髪を洗うとキシキシする。
さらに、太陽サンサンのシンガポールを1日中歩けば、髪が日に焼けて傷みやすくなっている。
なので、日本からシャンプー・リンスを持っていくのにプラスして
気になる人はヘアオイルも持って行った方がいい。
エリプスみたいに、1回分が個包装されているものが旅行向きで便利。
こんな感じかなぁ。
他にもまた何かでてきたらアップデートするかも。
糖尿病への宣戦
最近肌が荒れてきてしまったので、基礎化粧品をちょっといいやつに変えた。
肌荒れの原因は、おそらく職場近くのEconomic rice屋さんのごはん。
おいしいし、安いし(5ドルくらい)、すぐ作ってくれる。
時間がないときにパパっと食べるのに重宝していた。
・・・けど、かなりオイリーで高カロリー。例えるならワセ弁。食べたことないけど。
そんなわけで、最近は健康志向に、
シンガポールでも流行っているらしいサラダランチにシフトしている。
↑例のEconomic rice
Economic riceだの、Dumpling noodleだの、シンガポールのごはんは美味しいけど
高カロリーだし、オイリーだし、糖質が多い。
東南アジアの国々の例にもれず、スイーツもかなり甘い。
なおかつ、デスクワークが多く運動が少ない生活もシンガポールでは主流になってきている。
というわけで、シンガポールでは糖尿病患者がかなり多い。
全成人人口に対しての糖尿病患者割合でみると、
日本は7.6%なのに対し、シンガポールは12.8%。
2015年にはアメリカに次いで世界第2位の糖尿病患者割合になった。
これはさすがに・・ということで、
最近はシンガポール政府も糖尿病対策に力を入れている。
今年の建国記念首相スピーチでは糖尿病対策をイシューの1つに取り上げられた。
1つの病気がこうしてピックアップされることは珍しいらしく、シンガポールのガチさを感じる。
確かに資源の少ないシンガポールにとって、国民は重要な資産。
生産力の低下にブレーキをかけて予防できるのならば予防したいという気持ちは
多分どの国よりも強いだろうなあと(少々穿った見方かもしれないけど)個人的に思う。
さて、具体的な対策としては。
管轄官庁であるシンガポール保健省(MOH)が「War on Diabetes (糖尿病への宣戦)」を2016年に発表。
MOH・健康促進局(HPB)が企業・医療機関と連携して具体的な施策を打っている。
●食事
・飲料業者と協力して、清涼飲料水に含まれる砂糖の量を減らす。
・健康的なメニューへの改良を進める外食企業への資金援助。
(なんとホーカー・フードコートも対象に含まれるらしい。)
・健康的な食品にはthe Healthier Choice Symbolを貼るように指導。
(まさかのミネラルウォーターにも貼ってあった・・。Sugar Freeって。)
●運動
・HPBが管理するヘルスケアポータルサイトで、ウォーキングキャンペーン開催。
(スマートフォン・ウェアラブルで歩数を計測し、歩数が多かった人にAward。)
・他にも、オフィスビルのロビーでアフター6にエクササイズを開催してるみたい。
日本のラジオ体操システムみたいに、ハンコを貯めていくと賞品をゲットできる。
●検査
・病院での検査推奨対象年齢以下の18-39歳に向けて、オンラインでのセルフチェックを推奨。
→セルフチェックの結果で病院での診断が必要と出たら、5ドルで受診できる。
などなど。
ローカルの友人(20代男女)を見ていると、
ジムに通ったり・野菜を取ったりと、健康志向が高くなってきているように思う。
サラダ専門レストランなどヘルシーな選択肢も増えてきている。
でもときどきやっぱり、しょっぱくてジャンキーで病みつきになる、
これぞ「シンガポール」というホーカーご飯が恋しくなる。
※References
https://www.idf.org/our-network/regions-members/western-pacific/members/105-japan.html
https://www.idf.org/our-network/regions-members/western-pacific/members/113-singapore.html
など