11,12月の読書録

11,12月の読書録。

 

1. なぜ彼女が帳簿の右に売上と書いたら世界が変わったのか 

推しメンみさ先輩の会計本。待望のKindle版!!!

複式簿記がない世界で、いろんなトラブルを解決したり会社を発展させるために、簿記や株式会社の考え方を主人公(みさ先輩)主導で導入するという話。

小説風に話が進んでいきつつも、間あいだで仕訳のメモだったりT勘定のメモだったりが書いてあるのでわかりやすい。財務会計の入門として。

 

2. ダークサイド・スキル: 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技 

前大ボスが勧めていて、おもしろそうだと思って読んでみた。

本当にデキる人になるには、いわゆる「リーダーシップ」とか「ロジカルシンキング」とかそういう表に出ているスキル・マインドだけでなくて、コミュニケーションの深いドロドロしたところも操れる「ダークサイドスキル」が大事ですという話。

ターゲットは、30-40代のミドル層だと思うんだけど、若手の私も「なるほど」と思って読めた。以下、「なるほど」「そうだよね」ポイントの一部。

・トップとミドルは将来会社に残る期間が違う(⇒のでミドルから発信して変革すべき)

・ミドルはトップのことも見えているし、部下のことも見えている。が、それぞれの逆は?⇒情報の非対称性を活かして立ち回る

・自分と周りをよく観察して、得意分野を把握しておく⇒自分の足りないものを埋めてもらってチームアップする

 

3. 楽しく学べる「知財」入門 

楽しく学べる「知財」入門 (講談社現代新書)

楽しく学べる「知財」入門 (講談社現代新書)

 

なんとなく「知財勉強したいなぁ」と思って入門書として手に取ってみた。

体系立って理論を分かりやすく、というよりケース中心。なので、勉強のための入門というより読み物向きかもしれない。

普段「モノ」を作ったりしないから知財ってピンと来なかったけど、知財は、いろんな場面で・しかも細かい単位で管理されなければいけないことが勉強になった(言ってみれば当たり前だけど・・)。

 

4. そして生活はつづく 

そして生活はつづく (文春文庫)

そして生活はつづく (文春文庫)

 

帰省のお供に軽い読み物が欲しいと思って購入。

「~は『つづく』」のサブタイトルのもと、いくつかのエッセイが収録されている。

内容としては、なんてことない日常を切り取ったものなんだけど、私はこういうエッセイがすごく好き。昔から他人のブログとかSNSとか見るのも好きだったし、他人がやっていて自分がやっていないことを追体験するのが面白い。

星野源さんの曲もパフォーマンスもセンスがあって好きなんだけど、素材の選び方というか切り取り方が上手いのかなぁとエッセイを読んだだけの素人は思ってる。

 

 

11,12月時間あった割にあんまり読めなかったなぁ。

一時帰国時に大量購入した積読kindleがあるので、1月はそれを読み切ろうー。